飛行機に乗り、現地で宿を探す

飛行機に乗り、現地で宿を探す

飛行機に乗り、現地で宿を探す

翌日、成田空港から、イギリス行きの便が出ました。
エコノミークラスですから、かなり窮屈で、座ると足も動かせないくらい。まったく身動きできません。それでも、まったく苦になりません。

 

途中、機内食が出るのですが、日本人は、肉を、外国の方は、和食を希望されるのがなぜか面白く感じました。

 

何度か、寝て、起きて、食事をして、それを繰り返して、やっとイギリスに到着しました。10時間以上かかったと思います。(正確な時間は、憶えていませんが。。)

 

イギリスのヒースロー空港に到着すると、皆次々に飛行機から降り、その中に、遠藤周作さんもいらっしゃいました。すごく背の高い方だな。と、印象に残っています。
そして、人の流れに押されるように、空港に入ると、それまで、あんなに沢山いた人が、まったくいなくなり、自分一人になってしまいました。
まあ、一人旅なので、当然といえば、当然なのですが。

 

その瞬間に、ちょっと不安感が頭をもたげたのも事実です。
宿もとっていませんし、このまま、話しが通じなければ、17日間生き残れるのだろうか。最悪、空港で17日間過ごして、そのまま帰りの飛行機に乗る。なんてことも考えたりしていました。

 

もちまえの脳天気で、すぐに気を取り直し、とりあえず、地下鉄で、ビクトリア・ステーションを目指すことにしました。そこでまた、駅員さんが、黒人の方で、なまりがかなり強く、なかなか、英語が通じません。というか、聞き取れません。
やはり、ピンチか?と思いましたが、それでも、なんとか切符を買って、乗り込みました。

 

そして、しばらく乗り続け、やがて、目的地のビクトリア・ステーションに到着しました。

 

ガイドブックでは、近くに、交通公社のようなところがあって、そこでは、日本語も通じる。なんて、書いてあったと思います。

 

そして、そこに行きました。が、なぜか、日本人も、日本語をしゃべれると思われる人もいませんでした。夕方になり、なんとか、宿をとらなければなりません。
まあ、なんとかなるかな。と、バックパックを背負い、明らかに旅行者と思われる、おそらくは、北欧の方の後に並び、順番を待ちました。

 

そして、交渉を始め、英語が通じることに、ほっとしながら、近くのB&B(ベッド&ブレックファスト)を紹介してもらいました。案内所のお姉さんが、電話であたってくれて、そこに紹介状を出し、手数料を払い、その住所を教えてもらう。そんな感じでした。

 

そして、その宿に着いたのは、夜の7時くらいでした。

 

 

とりあえず、拠点も決まって

 


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